環境問題のウソ「レジ袋は環境を破壊する」がウソである本当の理由

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社会の動向

学校・会社などどのグループにおいても「規制」をすればする程、一見、まともに行っているようで、実は陳腐化しているように感じます。

一方、まあいいよ、そのくらい、と「寛容」な程、自由で明るく、かつ進歩します。
そして思わぬ良い方向に進みます。

何かを追放しようとする良い人


現代において、ダメダメと言って「規制」をして行くことが良いことだという風潮があります。
人が便利で使っているものや、人が楽しんでいるものなど、些細なことに片っ端から規制をかけ追放しようとします。
そして、それは良いこととして扱われ、それを推進する人は良い人として扱われます。

その例として上がるのがレジ袋です。

レジ袋の追放

「レジ袋は環境に良くないので使わないようにしましょう。」一時期、日本でそのような風潮がありました。

日本のそれが飛び火してレジ袋追放を推し進めたのがイギリスです。

その結果、イギリスではレジ袋の数は減りましたが、生活において袋は必要ですから、その代わりとなる他のプラスチックの袋や紙袋、麻袋が増えました。

日本でもレジ袋を有料化することで、消費量はある程度減っています。

このように「みんなを不便にさせることが良いこと」であるという風潮があるということです。

そして、果たしてレジ袋は環境に悪いのでしょか。

レジ袋が優れている理由

レジ袋は材料と機能の観点から言っても、とても優れているものです。

材料

・極薄
・丈夫
・安価
・最小限のプラスチック使用量

機能

・買い物袋
・ゴミ袋
・濡れている物を包むのにも便利
・汚い物を包むのにも便利
・非常に多用途で繰り返し使える

実はレジ袋は環境に良い

[プラスチックは自然に還る]
プラスチックを追放しようとする理由として、
「プラスチック製のペットボトルやレジ袋が海に浮いているから」というものがあります。

プラスチックは石油で出来ています。
石油は生物の死骸で出来ており、それが化石化したものをいいます。※化石燃料の由来はここからです。

生物の死骸で出来ていますので分解されます。

分解スピードとしては、生肉が数週間に対して、プラスチックは2、3ヶ月で土の微生物や海洋により分解されます。
実はみなさんの想像よりずっと早く分解されるのです。

プラスチックができて100年程経ちますが、もし分解されないのであれば、100年分のプラスチックで今頃、山や海はプラスチックで溢れ返っているでしょう。

ゴミの追放

「ゴミが減った!」と言って喜んでいる人もいます。
人間が生活すればトイレにも行きます。歯を磨けば口をすすいだ汚い水が流れます。
それと同じようにどんな物でも使えば劣化し悪くなります。
「ゴミを減らそう!」ということは、質量保存則の観点から言うと「使う物の量を減らそう!」ということになります。使ってゴミにならない物はないのです。

つまり、「ゴミを減らそう!」というように頑張る人は、「使う物の量を減らし、他人の生活を貧しくしよう!」と頑張っているのです。

貧しい生活の方が心豊かになる人もいれば、お金を使うことで心豊かになる人もいるのです。そして日本の民主主義の法律下では、物を減らそうが、物を沢山消費しようがそれはどちらでもいいのです。

さらに日本国憲法においても「国民は個人の幸福を追求する権利を有する。」わけですから、「ゴミを減らす運動」を推進することは、消費して幸福を感じる人々にとっては幸福追求の権利を阻害されているわけで、憲法に反するようなものなのです。

つまり、ゴミを減らすことを他人に強要してはいけないということです。減らすなら個人や同好会レベルですることが望ましいと言っています。

まとめ

レジ袋を含むプラスチックは2、3ヶ月で分解され自然に還る。
追放問題の他の例として、「タバコの追放」、「ユダヤ人追放」も同じである。

ある特定の人々の幸福感を、他人に押し付け、それ以外は悪しきものとして追放してはいけない。
追放や規制で人の生活を制限して、いい社会が出来ることはないということです。

おわり。

参考文献